
2018-01-01
自分の挑戦がお客様の喜びとなる
新年明けましておめでとうございます。
本年も当ブログをどうぞ御愛顧の程、よろしくお願いいたします。
昨年一年を振り返ると、夢ハウスにとって幸運で実りある出来事が多い年だったと思います。
リフォーム産業新聞社による「FC(フランチャイズ)・VC(ボランタリーチェーン)加盟店ランキング」にて堂々の1位を獲得。
全国の同じ建築のプロたちに評価され、本物のものづくりにこだわり、本物の素材を提供する企業として、日本で一番信頼されるビルダーネットワークであることが証明されました。
また、こんな出来事もありました。
3年の時間を費やして開発した夢ハウスオリジナルベッドマットレス、このマットレスで皇室が御就寝。
私にとっては、考えてもいないような幸運な出来事でした。
そして、その年の優れたアイデア・デザインの作品に贈られる「グッドデザイン賞」。
私達がマットレス同様に、長い年月をかけ開発した折りたたみベッドフレームが、今までになかったアイデアとして認められ、グッドデザイン賞2017を受賞しました。こういった賞への出展は初めてでしたが、初出展で初受賞は大変喜ばしいことでした。
皇室が御就寝されたマットレスに、グッドデザイン賞のベッドフレーム。
これからは、「快適な眠りがあってこそ住んでから感動を与えられる家づくり」だと、奮起し行動に移した事が幸運への転機になったと思います。
そして、このマットレスとベッドフレームは新潟市街を一望できるホテル日航新潟29階ラグジュアリーツインルームに御用意。
現在、夢ハウスとのコラボレーションルームとして体感していただけます。
こうして振り返ると、個人や一企業では成しえなかった事も、多くの応援者に支えられ、生かされた一年であったと感じます。
今年は、昨年の出来事をさらに活かせるような一年であるよう邁進したいです。
今年一年、私が定めたテーマは「挑戦」。
それは仕事ということだけではなく、今年67歳になる年齢に負けない体力づくりと健康・体調管理。
「体が資本」とあるように、健康でさえいられれば夢や目標にチャレンジし、新たなアイデアを生み出すこともできます。
そして、私が「挑戦」する為に大事にしようとする事が「遊び」。
「遊びながら挑戦する」。
こう宣言すると皆様は嘲笑されるのではないでしょうか。
労働という観点からみると、「遊び」とは真逆の性質のように思われます。
しかし、「遊び」という意味はとても広いという事に気付きました。
「遊び」その行為の本質とは、「楽しさ」や「充足すること」。
「遊び」とは、本来の目的ではない事に時間を使う「暇つぶし」ではなく、また直接的に生活の為にするものでもありません。
子供の遊ぶ姿を想像して下さい。無邪気に夢中に「遊び」という行為に一生懸命です。
遊びから多くを学び、感情を育ませ、無心で何かを追いかけようとします。
以前、読んだ本にこんな事が書かれていました。
「之を知る者は之を好む者に如かず。
之を好むものは之を楽しむ者に如かず、知る者は好んでやる者に及ばない。
好んでやる者は楽しんでやる者に及ばない。
しかし、さらにその上に境地があるとすれば「遊」である。
知には無知、好きには嫌い、楽しみには苦しみというように、知好楽には相対する世界がある。
しかし、「遊」には相対するものがない。絶対の境地である。
ここに至ることが尊いのである。」
「遊びながら挑戦する」。
私にとって夢中になるくらいの挑戦、挑戦の中に楽しさや満足できるものを見出だせる事に重視していきたいのです。
挑戦の先にあるものは会社の発展であり、何よりも一生の買物を託して下さるお客様に喜んでいただくこと。
どんな仕事でも、利益を得ると同時に人に喜んでもらえる働き方がある筈です。
「自分のための仕事が、人のためになる」。
「自分の挑戦が、お客様の喜びになる」。
そんな企業活動をこれからも続けていきたいと思います。
元旦、今年も40年以上続けている恒例の参拝。
まずは、昨年度の報告、そして、今年も無事に仕事ができ、健康に留意できるよう、お祈りをすませました。
一年の始まり。
皆様にとって今年も幸多き年でありますように。