2021-07-20
御挨拶
お陰様で夢ハウスグループは創業から45年を迎えます。
振り返れば夢ハウスという会社の大海への船出は、頼りない小さなボート1隻からスタートしました。
そこへ1人、また1人と頼れるオール漕ぎが加わり、数えきれない応援と支援を賜り続け大海原の航海には不相応だった小さなボートは、いつしか大型船舶へと姿を変えていました。
年商130億円、従業員300名、全国の夢ハウスビジネスパートナーシップ400社、歩みを止めることなく一代でここまで発展し継続できている事になにより私自身が驚いています。
これまで支えていただいた多くのお客様、関係者の皆様には感謝の念に絶えません。
さて、報道にありました通り、この度、夢ハウスグループの事業・経営を綿半ホールディングス株式会社へ承継することとなりました。
夢ハウスグループ従業員300名その家族を含めれば1,000名を超える生活を支え、全国の夢ハウスビジネスパートナーシップ400社において、夢ハウスに関与する方とその家族を含めると約8,000名を超える生活があります。
今までお世話になった住宅は、新潟県内だけでも3,800棟を超えお守りしなければならないお客様は年々増加の一途をたどります。さらに全国にまで目をむければ数十万棟という規模となることでしょう。
ここまで盤石な経営基盤の確立と、「夢ハウス」ブランドの価値向上に邁進し十分な手応えを感じている一方、気が付けば個人経営、家族経営の範疇を超える企業となってしまいました。
加えて私自身70歳を超えてからというもの、以前にも増して耳や腰の病にも見舞われ、数度の手術を繰り返したこともあり、体力もそれに比例して気力も衰えてきていると実感しています。
このような状態で経営を担う事に限界を感じていました。紆余曲折を経て、ここに至るまでの決断は2年前より考えていた事です。
あくせくせずとも大洋はいつの時代も同じうねり。
目先の事にとらわれず先を見据えた思い、知識、行動があれば難事も難事ではなくなります。
いつか体が動かなくなってからでは遅いと先を見据えて行動して参りました。
その中心にいつもあったのは、お世話になったお客様と苦楽を共にしてきた従業員達です。
そして、半年前に出会えたのが東証一部上場企業綿半ホールディングス株式会社野原勇社長です。
野原社長の信念をお聴きし、経営役員の方々とも真摯に協議をさせていただいき私は安堵しました。
なぜなら、この方たちであれば夢ハウスの想いを承継し、会社を守り従業員を幸せにし、変わらずお客様を大切にお守りし続けることができるだろうと確信できたからです。
このような良縁に恵まれ、つくづく私は運のいい男だと思います。
大海への船出、その舵取りを交代する時期がまいりました。
夢ハウスの新しい航海のスタート。
これを機に社員一同新たな決意をもって鋭意努力いたす所存です。
長年支えてくださった多くのお客様、そして夢ハウスに関わっていただいた多くの皆様に心から感謝を申し上げますと共に、新たな夢ハウスグループをどうぞ変わらず、末永くご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
長年、当ブログをご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
赤塚 幹夫