
2014-12-30
自問自答し、チャレンジし続ける
足早に過ぎ去るかのような一年。
早いもので年の瀬はもうまもなく訪れます。
皆様におかれましてはどんな一年でしたでしょうか?
私にとってこの一年を振り返るならば「チャレンジ」の年と言えるでしょう。
春・秋の東京ビッグサイトで行われた日本最大の建築建材展、夢ハウスは住宅一棟を再現した日本最大級のブースを出展し、「有機質・無機質の違い」を打ち出す事に尽力しました。
私個人としても、空を翔る夢を追い「パラグライダー」に挑戦。
肉体は衰えようとも、精神は常に若さを保ち、感動を絶やさぬよう努力をしています。
「チャレンジ」には老いも若きも関係ない、改めてそう感じています。
「今日時間を無駄に使わなかったか?」
私は自問自答を繰り返し、日々その日一日の行動や言動を振り返り反省を心掛けています。
以前より「人間は完璧ではない」と申し上げたように、つくり手が人間である以上、完璧なものはできません。しかし、過去の失敗体験などをふまえ完璧に近づける努力はできます。
ものづくりにおいて、作品に対し満足してしまうと進歩は止まります。
進歩が止まれば、停滞しそこから衰退が始まります。
「本当にこれでいいのか?」「もっと違う方法があったのでは?」
完成を完璧と思わない精神こそ、さらによりよいものづくりへの原動力となるのです。
どんなに年老いた人でも、今この瞬間に生を受けた人でも全ての人に平等に与えられるものそれが「時間」です。
これから先、納得のゆく良い人生を歩むのか、はたまた後悔のある人生を歩んでしまうのか、それは時間の使い方次第です。
人生の内、社会に出て働ける時間はおよそ40年。
実に長いように思いますが、食事をしたり、遊んだり、体を休めたりとそのような時間を含めると実働時間は実際には1日24時間の内1/3程度でしょう。
例え70歳まで生きたとしてもたった13年弱の時間しか労働できない事になります。
そう考えれば、いかに働ける時間が貴重で無駄にできないかがわかります。
学ぶ事、奉仕する事が人間の存在意義や目的なのだとしたら、二度と訪れぬ今この瞬間を大切に生きなければならないと思います。
反省を活かし、考え、そして次に繋げる。
これができるのは、あらゆる生物の中で唯一我々人間だけなのです。
私たち夢ハウスの社員一人一人が、人間としてその能力を十分に発揮し、進歩しながらお客様のお役に立てるよう、これからも努めてまいりたいと思います。
本年も当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。