
2014-07-03
夢を追いかける程に心は若く
夢を追いかける程に人生は豊かさを増す
長い年月を費やし、人生を懸けてチャレンジする位の「壮大な夢」
夢を実現させた歓びを持ちながら、人生の最期を迎えられるとしたら、それは最高の人生です。
ひたむきに挑戦する過程の中で体験する物事は、結果はどうあれ人生の経験として、充実したものとなるでしょう。
夢がある限り、人生は楽しい
年を重ねる毎に薄らいでゆく感動も、夢を追いかければマンネリ化せず新鮮な感動として受け止められます。
また、「夢」はロマンがなくてはならないと思うのです。
私が駆け出しの頃、同期が新車に乗るなか、私はマフラーも破けたポンコツ、走るだけで良しとする車に乗っていました。
しかし私には「壮大な夢」がありました。
「今に見ていろ」と。
ただの新車ではなく、誰もが憧れるフェラーリやランボルギーニのようなスーパーカーにいつか必ず乗ってやる、とそんな気持ちでした。
自宅もそうです。私は58歳まで借家に住んでいました。
その時もいつか庭付きの家、露天風呂がいくつもあるような家に住んでみたいとそんな気持ちで邁進していました。
若い頃は、車は走れば良い、家は雨風しのげればそれで良いと「夢」が実現するまでは何でも我慢ができたものです。
時には気が滅入り、壁にぶつかる事もありますが、日々を一生懸命に生きてゆく中で大事にしている事があります。
それは、「趣味を沢山持つこと」。
春夏秋冬、四季の自然との戯れ、仕事の合間を見つけては春の山菜採りに勤しみ、今時季は「鮎釣り」に勤しんでいます。
誰も竿を入れたことのない、私だけの釣り場。非常に急流な場所ですがその激流の隙間、緩く流れるポイントを見つけだし、囮鮎を差し出します。
それは熟練の技を要します。
数は釣れませんが大物が潜んでいる為、釣れた時の喜びはまたひとしおです。
そして秋になればきのこ採り、冬はスキーと四季それぞれの自然との戯れは印象に残る思い出をつくることもできる「多くの趣味は夢実現へのひと息」として大切にしています。
「夢」を実現させる。
ではその後はどうしますか?
新たに「夢」を持つ。
その繰り返しが豊かな人生を送り、充実した日々を送れる術なのだと思います。
「夢を追いかけている人は輝いている」皆がそう思うのではないでしょうか。
私自身も未だ夢の途中。
儚い人生の中で「壮大な夢」を描き実現させるチャンスは何度も訪れるものではありません。
私が今の夢を実現した時、次の「夢」を思い描くのが今から楽しみです。