2016-07-05
まるごとニュージーランド8日間の旅 2016年5月29日~6月5日
5月29日 8時30分に夢ひろばを出発。18時30分 成田空港出発ニュージーランド航空の直通便にて。
5月30日 8時10分 ニュージーランドのオークランドに到着
(飛行時間10時間 日本との時差3時間)
5月30日(月)
●ワイトモの鍾乳洞とツチホタル
何百年もの歳月をかけて造られた鍾乳洞のなかに生息するツチホタルは、まるで夜空に光る星のよう。鍾乳洞の中の川を小舟で移動すると、天井一杯にキラキラ光るツチホタルは幻想的でした。しかし、このツチホタルがなんとハエの仲間で光るのは幼虫の時だけ。成虫になると餌は食べず、オスは4~5日、メスは1日で死んでしまうそうです。
● テプイア
豪快に吹き上げる間欠泉。また、天然温泉が出ていて硫黄の臭いがしました。また、腰掛け石があり座ると暖かいのです。しかし、5分も座っていると暑くなって座っていられなくなります。腰掛け石の隙間からは、温泉の湯気も出ていました。
●トンガリロ国立公園(世界遺産)
ニュージーランドで最も早く登録された国立公園です。(1894年登録。世界でも4番目)ここは、マオリ族が自分たちの聖地をヨーロッパの侵略から守るために国立公園にすることを条件にニュージーランド政府にこの広大な土地を寄付しました。ここには、ルアペフ、ナウルホエ、トンガリロの3つの活火山があります。ナウルホエ山は、映画「ロード・オブ・リングの3部作のロケ地です。
● ベイビュー・シャトウトンガリロ
ここで昼食を食べました。前日に雪が降ったとのことで、雪だるまも作られていました。
● マオリ伝統の踊り HAKA
HAKAは、踊りと強さを相手に印象づけるためのマオリ伝統踊りです。マオリ戦士の踊りを現在はニュージーランドのラグビーチーム「オールブラックス」が試合前に行い、この伝統を受け継いでいる。「カ・マチ!」(これは死だ)「カ・オラ!」(これは生だ)の掛け声は印象的です。(ラグビーはニュージーランドの国技で、ニュージーランドでは最も親しまれているスポーツです。)
4日目 6月1日(水)
● レッドウッドフォレスト森林浴
神秘的な森の中、散歩道が整っていて爽やかな森の空気を存分に味わうことができました。まっすぐに伸びている木はカリフォルニア・レッドウッド(セコイア杉)のために、この名前で呼ばれているようです。
● 羊の毛刈りショー
羊を素早く押さえて瞬く間に羊の毛を刈り取りました。さすが、プロです!
国内線で南島へ移動
● クライストチャーチで一般家庭のガーデンや家の中を見学
家の中のすみからすみまで見学させてくださいました。きちんと整理され、壁に写真や絵画が飾られステキな家でした。お庭もよく手入れされていました。
5日目 6月2日(木)
● マウントクック国立公園
南半球のアルプスと言われ、3000m級の山々が連なり、数多くの氷河のあるサザンアルプス山脈。その中で最高峰がマウントクックです。ハイキングの途中で、ご来光をみることができました。ニュージーランドは夜明けが遅く、ご来光を眺めたのは9時半ころでした。(晩秋のためかもしれません。夕方は4時頃から暗くなりはじめてました。)
マウントクックのハイキング
雪が積もっていましたが、晴天で雲一つない青空に恵まれました。足には、滑り留めのバネのような器具をつけ、手にはステッキをもって坂道を登りました。澄み切った空気、きれいな雪。食べても大丈夫とのガイドさんの言葉で、真っ白な雪を食べました。「子どもの頃によくやった」とおしゃべりしながら。素晴らしくきれいな山々を見ることができ、参加者全員満足!
展望台で記念撮影 雪がキラキラして、まぶしい!
● ワカテイプ湖
湖の色が青く、山々には雪を被って、きれいでした!
●スロージェットボート乗船(フランクトンマリーナからクイーンタウンマリーナを目指しました。)
黒い合羽とオレンジ色のライフジャケットを着て、黒い毛糸の帽子を被り、完全武装で出発!
夕方で気温が下がってきて寒い!そのうえ、名前は「スロー」ですが、猛スピードで走ってました。ビュンビュンともの凄い風が吹き付けてきて、飛ばされそうでした。棒に掴まっているのが精一杯!途中でボートを止めてくれたので、そこで景色を眺めました。夕焼けに照らされた山々がきれいでした!
6日目 6月3日(金)
●ミルフォード・ロード(ミルフォード・サウンズに続く道)で記念撮影
美しい自然が広がり、行く先々雄大な景色に目を奪われました。
14のフィヨルドの最北端、温帯多雨林地帯に位置する山と海に囲まれた渓谷。
フィヨルドをクルーズ船で巡った。クルーズ船は屋上のデッキに出て景色を眺めることもできたが、風が強くて寒かった!
ボーエンの滝
滝の水が勢いよく水面を打ち、迫力があった。また、水しぶきが体にかかるところまで近づいてくれたので、なお一層見応えがあった。この滝の水しぶきをからだにうけると、10年若くなるとの言い伝えがあるので、、悲鳴をあげながら、水しぶきを体にうけていた。
オットセイが2匹、岩の上で寝ころんでいた。野生のオットセイが見られるなんて、ラッキー!
なんと今度はイルカの群が泳いできた。こんなにラッキーなことはない、とのことでした。
7日目 6月4日(土)
テカポ湖畔をバックに記念撮影。湖の水の色が青く、太陽の光を浴びて鮮やかに輝いていました。この湖もサザンアルプスから流れ出た氷河が地表を削ってできた氷河湖です。この氷河が大地や岩を削り、細かい粒子に太陽の光が当たり、トルコブルー色に輝くのだそうです。
羊や牛などが放牧されていた。放牧されている動物は冬でも屋外に出しっぱなし。小屋はありません。雨が降っても雪が降っても、屋外です。
南島のクライストチャーチ空港から国内線の飛行機で北島のオークランド空港へ移動。
天気に恵まれた8日間(1日だけ雨が降りましたが)、お陰で素晴らしい景色をたくさん見ることができました。
また、マウントクックのホテルでは、星空がきれいで、南十字星だけでなく、シリウス、カノープス、そして、マゼラン星雲の2つのちぎれ雲のような白い星雲まで、肉眼ではっきりと見ることができました。
ニュージーランドでは、日本人にたくさん会いました。飛行機に乗ったら、お隣が日本人の70代のご夫婦。オークランド在住。ニュージーランドが気に入って、移住しとのこと。一番上のお子さまが中学校3年生の時だとか。
ワイトモの鍾乳洞では、マオリ族の酋長の息子と結婚し、鍾乳洞の中のホールで日本の花嫁衣装を着て、結婚式を挙げたという女性の方が、売店で店員さんをしていました。観光案内のガイドさんも日本の方、マウントクックの山のガイドさんも日本の方、ホテルやレストランでも日本の方が働いていました。
また、ポリネシアンスパ(温泉)をマオリ族の人と共同経営している方も日本人でした。この方の奥様が新潟県の方で、なんと新発田市の川東(ニノックススキー場の裏側の二王子温泉だそうです。)出身だそうです。こんな地球の反対側で新発田市出身の方の話を聞くなんて、びっくりしました。本当に驚きです。
ニュージーランドの美しい自然を満喫した8日間でした。参加者全員が大満足の旅行だったと思います。
みなさん笑顔で、そして元気に帰路につきました。