コスト削減プラン
U様邸 - 父・母・子
外壁が傷んできたので何とかしたいと、モデルハウスが近くにあった夢ハウスに相談したのがきっかけ。
外壁が剥げてきていた。15年前に新築した家だったが、家族(特に奥様)の希望がまったく叶っていなかった。自宅で仕事をしている奥様のプライベートと仕事場の境界がなかった。
リビングとキッチンに挟まれる位置にあった和室と段差をなくしたことで、動線上のストレスが解消された。
和室がリビングとダイニングキッチンの間にあり、小上がりになっていることから空間を小さく区切ってしまっていた。
特に腐食が進んでボロボロになっていた1階の一部の柱は交換し、構造をしっかりさせた。
外壁の傷みを調べたところ、原因は高気密住宅にもかかわらず壁内に通気がとられなかったために生じた内部結露にあった。影響は骨組みにまで及び、1階の柱は何本か腐食が進んでいた。
2階にあった床の間のある和室を洋室にリフォームし、仕切られた子供部屋にした。壁面に設けた開口部のおかげで、吹き抜けを通して1階ともつながる。
新築当時ちゃんとした子供部屋がなかった。そろそろ個室をつくってあげたいと思っていた。
一体感をもたせたLDKは吹き抜けにして2階とつながるようにした。開放感が加わっただけでなく、冬は薪ストーブの熱が2階にまでまわって家中が暖かくなった。
旧宅を新築の際、吹き抜けを希望したが、反映されたのは玄関の上部にわずかな採光のために設けられたものだけだった。