2012-04-29
新潟日報に掲載されました
「新潟日報LEADERS倶楽部2012」より
「生命の家づくり」を信念として
インタビュアー:一貫生産システムでつくる天然無垢の木造住宅で有名ですね。
赤塚:私たちが扱うのは、自然の素材をそのままのカタチで生かし、住まわれる家族の健康を第一に考えた夢ハウスにしかつくれない"天然木材"です。最近では「生命材料」とも呼ばれています。
お客様が安心・安全に住まうために、良質の「生命材料」を一円でも安く提供する努力をしています。その根底にあるのが、山林の買い付けから伐採・製材・乾燥・加工・アフターメンテナンスまですべてを自社で行う一貫生産システムです。
また広大な自社育成林では、お客さまと一緒に行う伐採体験や植樹祭などさまざまなイベントも開催。森が育んだ命の大切さを大人から子どもまで肌で感じることができる行事として、支持をいただいています。
さらに、木造が見直されている今、「木の性質と人間の発育」「木材乾燥による住まいの影響」「木造住宅の通気と耐久性」「断熱・遮熱による省エネの効率化」などをテーマに、東京大学をはじめとする全国有名大学教授の研究を踏まえ、ものづくりの立場から産学協同で商品開発に取り組んでいます。
インタビュアー:規格住宅「郷(さと)の家」が好調です。また大規模リフォーム「リセット住宅」も推進されていますね。
赤塚:夢ハウスの家づくりのテーマは「健康」「耐震」「耐久」「省エネ」。この四つが挙げられます。すべての作品がこれらを満たし、快適に住まうことが夢ハウスの住宅なのですが、この高品質住宅をもっとリーズナブルに提供したいと開発したのが規格住宅「郷の家」。住まいの無駄を極限まで省き、自然の光や風をふんだんに取り入れ、暮らす家族に心から安らげる空間設計になっています。
また、近年急成長しているのが大規模リフォーム「リセット住宅」。古くなってしまった愛着あるわが家にもう一度、徹底的に先ほどの四つのテーマを施し、築年数をゼロに戻すものです。解体して一から新築するよりも低いコストで新築並みの性能が得られ、思い出深いわが家の名残もしっかりと残すことができることから、大きな反響をいただいています。
インタビュアー:最後に、家づくりについての思いをお聞かせください。
赤塚:お客さまに住宅を売って終わりという関係は決してつくりたくありません。私たちは"物売り"ではなく"ものづくり"にこだわり、住んだ後もご家族と幾代にも絆を深めていける「生命の家づくり」にまい進していきます。