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2012-06-30

新潟日報に掲載されました

"今こそ木の家"その訳を、木の研究第一人者と木造住宅の専門家が語る。
NPO法人森と自然の会が立ち上げる全国工務店育成プロジェクト「工務店大学院大学校」。木質構造・木材研究の第一人者、東大名誉教授と、住宅業界の一線で活躍する(株)夢ハウス社長が「木の家」について語り合いました。

森田直樹(NPO法人森と自然の会 理事長)
赤塚社長はご自分で木材の乾燥機を開発し、特許まで取られています。なぜそこまでのことをされるのでしょう。

赤塚幹夫(株式会社夢ハウス 代表取締役)
「木は狂う」と言いながら、木造住宅を売っているメーカーや工務店がいまだに存在します。木はしっかり乾燥すれば狂わないのです。本物の天然無垢材にこだわった、木の表情を全面に出せる住宅こそが、お客様とご家族にとって健康で快適に暮らせる空間だと思います。

有馬孝禮(東京大学名誉教授 農学博士)
赤塚社長は木材を知り、現場で生かす努力をされているのですね。技術は日進月歩ですから、その探究心と謙虚さが重要なのでしょうね。
私が過去に行ったマウス実験では、木の熱伝導や調湿効果がマウスの行動に変化を与え、生殖や健康に大きな影響が生じたのです。
人間の生活も、「木を使うことによって行動が変わる」と考えてもいいと思います。

森田
木を知れば知るほど、その有益性を強く感じます。「工務店大学院大学校」では、こうした木の話を学習の基礎としたいと思います。そして、夢ハウスさんにご協力いただいて地域に無くてはならない工務店育成に繋げたいですね。
(一部抜粋)

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