針葉樹と広葉樹は細胞組織のつくりから全く違う。針葉樹の木肌は精細でキメが細かく、柔らかな絹糸光沢をもつ。だから白木のままで美しく、絵絹のようなうるおいがある。一方広葉樹のほうは繊維が複雑で木目は変化に富み、材質は堅硬だが材面があらい。日本のインテリアの魅力は、柱、障子、畳、天井に自然材料を使い、それを白木のテクスチュアで統ーしているところにある。木質空間の風合いこそが生命である。
小原二郎著「人間工学からの発想クオリティ・ライフの探求」より
針葉樹はすべての木の祖先いわば木の母です。針葉樹の空間には広葉樹にはない柔らかさ・優しさ・ぬくもりがあります。夢ハウスはその違いに注目しました。母の愛に包まれるような心地よい空間が、子どもたちの健やかな成長と明るい笑顔を育みます。
私は5歳から夢ハウスの家(当時、株式会社 綿半工務)で育ちました。玄関からの高い吹き抜けがお気に入りで、友達を家に呼ぶのが大好きでした。24年経った今でも古さをまったく感じず、素晴らしい家だと思っています。そのため、自分が家を建てる時も夢ハウスで、と思っていました。結婚して2年目に家を建てようと決意し、真っ先に夢ハウスに行きました。妻は子どもの頃ぜん息持ちで、家が子どもの健康に与える影響について気にしていたので、無垢材を使った夢ハウスの家づくりをすぐに気に入ってくれました。
妻の家族とも展示場を何箇所か見学させていただき、家族全員が夢ハウスで家を建てることに賛成してくれました。打ち合わせでは、スタッフの皆様が様々な提案やアドバイスをくださり、私たちの理想の家を形にしてくれました。長いお付き合いの中で、アフターサービスの良さと、家の信頼性を知っているからこそ、夢ハウスで家を建てることができて本当に嬉しく思っています。関わってくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。