なぜ、家が住む人を病気にするのか!?
「シックハウス症候群」という言葉をご存知でしょうか?数年前から新聞や雑誌、テレビでも大きく取り上げられていますが、有毒物質によるアレルギー反応が起こる住宅を「シックハウス」と呼びます。それによって身体に頭痛や喘息など、様々な症状が出てしまう方の病名を「シックハウス症候群」というのです。有害物質の代表格として悪名高いのが、揮発性有機化合物(VOC)"ホルムアルデヒド"です。ホルムアルデヒドは"接着剤"などに多く含まれており、住宅の"骨組み"や、私たちの肌に触れる壁や床などの"内装材"にも多く使われています。2003年7月に『シックハウス法』が施行され、有毒物質の揮発量が少ない材料を「☆☆☆☆(フォースター)」として認定し、その基準値に達していない材料は、内装材として使用できる量が制限されました。ちなみに、夢ハウスの無垢材は規制対象外です。
この他に、もっと身近なところにもアレルギー反応が出てしまう原因があります。"カビやダニ"です。一般的にカビは「気温5℃以上、湿度60%以上」で発生し始めますが、まだ繁殖はしません。カビが繁殖できる条件は「気温20℃以上、湿度70%以上」です。カビが繁殖を始めると、それを食べにダニが集まります。カビの広がりとともに、ダニも増えていくのです。ダニの死骸や糞が室内の空気に混ざり、抵抗力の弱いお子さんやお年寄りがそれを吸い込むとアレルギー反応が起こります。