国産ヒノキにはほとんど含まれない"ヒノキチオール"って??
昭和11年、東北大学の博士によって"台湾ヒノキ"から抽出した物質が"ヒノキチオール"と命名されました。ヒノキチオールという名前から、日本のヒノキに含まれているように思われがちですが、残念ながら、通常の日本のヒノキにはほとんど含まれておりません。しかし、"ヒバ"には多量にふくまれています。夢ハウスは、土台にこの"ヒバ"(樹齢1000年クラスの北米産ヒバの無垢材)を使用しています。
ヒノキチオールは乾いている時はそれほど香りませんが、水分を含むと強い香りを発します。腐朽菌が発生しやすい状態になると、自己防衛本能で大量に放出し、殺菌するのです。つまり、家を腐朽菌やシロアリから守ってくれる自然の防腐・殺虫剤なのです。ごく微量で効果を発揮することから、人や動植物に対する毒性が気になるところですが、そのようなことは無くヒノキチオールは以前から化粧品や養毛剤に使われており、安心して使うことができます。その殺菌、抗菌効果の高さから水虫の治療薬成分としても使われています。