鋳物製と鋼鈑製薪ストーブ
薪ストーブは主に鋳物製と鋼鈑製のものがあります。鋳物製薪ストーブは溶かした鉄を型に流し込んで造ったもの。対して鋼鈑製薪ストーブは鋼鈑を加工して造られたものです。
造りの違いは燃焼効率に大きくあらわれます。鋳物製ストーブの燃焼効率は50%。例えば1万円分の薪を燃やしても5千円分は煙突から逃げているということになります。これに対して鋼鈑製の薪ストーブは燃焼効率85%と高く、同じ1万円分の薪を燃やしても1千5百円分しか損失がありません。
その理由は気密性が高く薪の持つ熱量を最大限に発揮させ、完全燃焼できる構造になっているからです。損失が少ないということは効率良く暖をとれていることになり、とても経済的です。
また完全燃焼するので燃えた後の灰も少なくすみ、掃除やメンテナンスも簡単にできます。